記者会見

  1. TOP
  2. 記者会見
  3. 経済安全保障担当大臣記者会見 令和4年8月~
  4. 令和5年12月22日 記者会見

令和5年12月22日 記者会見

更新日:

1.発言要旨

 

 宇宙政策担当大臣として報告を申し上げます。

 本日、「宇宙開発戦略本部」を開催し、「宇宙基本計画工程表」の改訂を決定いたしました。

 総理からは、特に次の4点について御発言がございました。

 第一に、今年度中にH3ロケット試験機2号機を打ち上げ、我が国の宇宙活動の自立性確保と国内外の需要獲得を通じた産業基盤の強化につなげること。

 第二に、「宇宙技術戦略」を今年度中に策定し、「宇宙戦略基金」も活用し、スタートアップを含む企業や大学による宇宙開発を強力に支援すること。

 併せて政府による衛星リモートセンシングデータの活用を進めること。

 第三に、同盟国・同志国との連携を強化し、宇宙安全保障構想の実現に向けた「連合宇宙作戦イニシアチブ」への参加や、国際的な月面探査計画である「アルテミス計画」を着実に推進すること。

 第四に、宇宙デブリへの対策として、宇宙デブリ除去実証衛星の打上げや国際的なルール形成に向けた取組を加速することでございます。

 総理の御発言、そして本日決定した工程表も踏まえまして、私自身先頭に立って、関係大臣とも連携をして、宇宙政策を前に進めてまいります。

 なお、工程表にある「アルテミス計画」を着実に進めるために、有人与圧ローバの本格的な開発に着手することに関連するのですが、12月20日の米国国家宇宙会議におきまして、ハリス副大統領が、「米国だけでなく外国の宇宙飛行士も、この10年間の終わりまでに月面に降り立たせる」と、米国として初めて発表されたことを歓迎いたします。

 そして、科学技術政策担当大臣として報告を申し上げます。

 昨日、岸田総理御出席のもとで、第7回AI戦略会議が開催されました。

 広島AIプロセスの成果や国内の「AI事業者ガイドライン案」の報告、AI戦略会議の今後の検討課題について御議論いただきました。

 また、岸田総理からは、AIの安全性に対する国際的な関心の高まりを踏まえ、AIの安全性の評価手法の研究などを行う機関として、米国や英国と同様に、日本においても「AIセーフティー・インスティテュート」を来年1月目途に設立する旨の御発言がございました。

 「AIセーフティー・インスティテュート」は、IPAに設置し、関係省庁や関係機関が協力して、諸外国の機関とも連携しながら、業務を実施することを想定しております。こうした機関の設立を通じて、安全、安心で信頼できるAIの実現に向けて取り組んでまいりたいと存じます。

 

 

2.質疑応答

 

(問)先ほどのAI戦略会議に関連して、AIガイドライン案が取りまとめられました。この実効性を確保するために、自民党は法整備が必要だと言っていますが、大臣としては実効性確保のために、どのような取組が必要だとお考えでしょうか。

 

(答)昨日のAI戦略会議では、経済産業省と総務省から「AI事業者ガイドライン案」の報告があったという段階です。このガイドラインに関して有識者の皆様からは、今後、運用フェーズに入る上で、ガイドラインの周知を行っていくこと、それからガイドラインで示した内容を具体化していくことや、ガイドラインを今後柔軟にアップデートしていくことといった御意見がありました。ですから、ガイドラインの履行確保の方策については、来年の検討課題となりました。

 内閣府では、様々な重要分野(金融、運輸、交通、医療等)におけるガイドラインの履行確保の在り方や外国の法制度など、基礎的な調査に取り組んでおります。

 ですから、自民党からの御意見も承知いたしておりますし、承りましたが、基礎的な調査を始めたところですので、この調査結果やAI戦略会議での御意見を踏まえながら、ガイドラインの履行確保に向けて必要な取組を検討していきたいという段階でございます。

 

(問)一昨日、セキュリティ・クリアランス制度等に関する有識者会議が開かれたと思いますが、議論を振り返って所感をいただきたいのと、前回の閣議後会見の中でも、前回までの議論を踏まえて最終的な取りまとめを年明けにもとお話しされていましたけれども、具体的な取りまとめの目途がありましたら、今回の手応えも含めていただければと思います。

 

(答)一昨日の有識者会議では、主に個人に対する信頼性確認の在り方について御議論をいただきました。その御議論の中で、個人の信頼性確認のための調査を一元化することについて、概ね委員の皆様の御賛同をいただくことができました。毎回のことですが、活発な御議論があり、この場で全てを紹介することはできませんが、有益な御意見をたくさん賜ることができました。

 特に調査について、対象者の真の同意が得られるよう工夫を凝らした方法を追求すべきといった御発言は、大変印象に残っております。

 今後ですけれども、まだ日程は、有識者の皆様の御都合もございますので確定はしておりませんが、年明けにも、有識者会議で最終的取りまとめを行っていくこと、それから次期通常国会には法律案を提出することに向けて、しっかりと頑張ってまいりたいと思っております。

 

(問)関連で、先ほど総理とお会いになっていたようですが、この報告をなさったということは官邸でお話になったようですが、改めてどういったことを総理にお話になられて、総理の御反応や、どういうお言葉があったか教えていただけますか。

 

(答)総理には、有識者会議で、これまで1つずつ論点を決めて議論を尽くしてきましたので、有識者会議の進捗状況を御報告申し上げました。

 その上で総理からは、来年の通常国会への法律案提出に向けて、引き続き頑張ってほしいというお話をいただきました。

 

(問)全体の話はなさったのですか。

 

(答)全体です。一つ一つの論点そのものが法律案に直結しますので。

前のページへ戻る

  • 自民党
  • 自民党奈良県連
  • リンク集