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令和4年12月6日 記者会見

更新日:

1.発言要旨

 

 冒頭発言なし

 

 

2.質疑応答

 

(問)クロアチア戦、非常に惜しい試合でしたけれども、大臣はどのように見られましたか。

 

(答)最後まで見ておりました。延長戦まで持ち込み、PK戦は残念でしたけれども、素晴らしい戦いをされたと思います。ここまで私達、日本人に元気を与えていただいた、日本代表の皆様に感謝を申し上げます。

 

(問)もう一つ、昨日、JCRファーマが若手研究者育成のために、京都大学に100万株を寄付しました。企業から大学や研究機関へ様々な形での寄付を増やすために、政府としてどのような取組をされるのか教えてください。

 

(答)大学や国立研究開発法人が、企業から寄付金を集めて財政基盤の強化を図っていくことは、極めて重要だと思っております。政府では、例えば10兆円の大学ファンドにおきましても、対象大学への支援金額を企業などからの外部資金の獲得額に応じて算定するという形で、大学における外部資金の獲得を促進するようにいたしております。

 また、寄付の募集に当たりましては、大学でファンドレイジングの専門家を確保していただくなど、体制構築が重要だと考えております。10兆円ファンドにつきましても、そのような体制構築を求めることといたしております。

 これまでも寄付金獲得の促進については税制上のインセンティブも与えてきたところでございますけれども、大学や国立研究開発法人の状況を見ながら、今後、更に改善ができないか検討を続けていかなければいけないと思っております。

 

(問)先日、三菱重工の方から、来年1月にH-ⅡAロケットで政府の情報収集衛星を打ち上げると発表がありました。その狙いと期待があれば教えてください。

 

(答)来年の1月25日、H-ⅡAロケット46号機によりまして情報収集衛星レーダ7号機を打ち上げる予定と昨日、発表がありました。この情報収集衛星レーダ7号機は、平成29年に打ち上げましたレーダ5号機の後継機にあたる衛星でございます。性能や機能の向上を図っていると伺っております。

 日本を取り巻く安全保障環境が非常に厳しくなってきていて、不確実性を増しております。情報収集衛星につきましては、既に「宇宙基本計画」におきまして、10機体制の確立によって即時性・即応性の向上を図るということにしております。1月の打上げによりまして、情報収集衛星の体制が強化されて、安全保障環境に対応するための喫緊の課題である日本の情報収集能力の向上に寄与することを最も期待いたしております。

 

(問)Kプロの公募が予定どおり始まったということですが、研究開発ビジョン(第一次)に従っての公募ですけれども、今回は5件だけですが、バイオ領域などは追加で順次いくと理解してよろしいわけですよね。

 

(答)もちろん、そうでございます。

 

(問)2,500億円、5課題でというわけではないという理解で良いですね。

 

(答)そうです。今回公募する5件の研究開発課題ですが、研究開発ビジョン(第一次)に示しました27の技術のうち10の技術に対応するもので、JST2件、NEDO3件となっています。その他の技術につきましても、準備が出来たものから速やかに公募を行っていく予定にいたしております。

 

(問)それから、今年度の第2次補正予算で基金の積上げがありまして、両法人で2,500億円ということになったのですけれども、当然、第二次の研究開発ビジョンを作って公募していく、支援をしていくという形になると思うのですが、まだ何も白紙だとは思うのですけれども、ポイントとして大臣が考えていらっしゃるのは、第一次での領域の拡充なのか、裾野を広げていくのか、何か今お考えがあれば教えていただければと思います。

 

(答)これから手順を踏んでいかなければいけませんので、私の個人的な考え方を申し上げられる段階ではございませんけれども、ただ、問題意識を非常に強く持っておりますのは、サイバー領域でございます。今、サイバー攻撃の脅威というのは非常に増しております。例えば、昨日からドローンもレベル4になりましたけれども、ドローンなどでも誤った信号を送られますと、上に行こうとしていたドローンが下に行ってしまったり、様々な事が起こります。ですから、サイバー領域には非常に強い関心を持っております。

 それから、これから何が起きても日本は大丈夫だという状況にするためには、食料安全保障、エネルギー安全保障は重要なところだと考えております。これから第二次に向けて議論を始めていくという段階でございますが、私自身の関心事項です。

 

(問)大臣の職務から離れるのですけれども、地元の奈良の方で県知事選に、大臣が総務大臣をなさった時の秘書官をなさっていた平木省さんが出馬表明をされましたけれども、何かありましたらと言うと変ですが、いかがでしょうか。

 

(答)平木省さんが昨日、記者会見をして、恐らく自民党だけではないと思うのですが、各党にこれから推薦依頼などをなさるのだろうと思っております。私は現在、自民党の県連会長でございますので、選対会議などを適切な時期に開きまして、また総務会も開きまして、どのような取扱いにするかを考えたいと思っています。

 ただ、私が1回目に総務大臣になった時、約3年と非常に長い期間でございましたが、その間ずっと旧自治省出身の秘書官として、私を支え続けてきてくれた方でございます。奈良県出身でもありまして、非常に優れた方でございますので、一生懸命頑張っていただけたら良いと思っております。ただ、知事選の取扱いについては、今、自民党も含めて各党まだ白紙ということで、現職の知事の動向も分かりませんので、これ以上の事はまだ何も申し上げられる状況にございません。

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