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  3. 内閣府特命担当大臣記者会見 平成18年9月~平成19年8月
  4. 9:22~9:27 於:官邸3階エントランスホールぶら下がり

9:22~9:27 於:官邸3階エントランスホールぶら下がり

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質疑応答

(問)少子化対策について、戦略会議を新たに立ち上げて検討するという話もありますが、今の状況がどの様になっているか伺います。

(答)検討の状況や体制は、塩崎官房長官を中心にこれから調整をしていくことになります。

(問)はっきり決まっているわけではないとのことですが、いつ頃に立ち上げたいお考えですか。

(答)確定しておりません。

(問)いずれにしても、新しい検討体制をつくっていくことで調整しているということですか。

(答)その様に理解しております。

(問)人選等も含めての調整ですか。

(答)そうです。

(問)松岡農林水産大臣の秘書からの問い合わせが内閣府にあった件について、先日の会見では依頼はなかったとのことですが、よろしくお願いしたいという記載があったにもかかわらず、照会しかなかったと考えるのは常識的に難しいのではないかとの意見もあります。そのあたりはいかがですか。

(答)具体的な依頼事項がないのに「よろしくお願いしたい」という書き方をしたら、何か頼まれたのではないかと思われるので、再度具体的な依頼事項がなかったかを確認しました。あくまでもスケジュールの問い合わせだけであり、電話を受けた担当者の記憶でも、スケジュールの問い合わせ以外は一切なかったということですし、内閣府で確認できる記録も、それだけしかございません。先日の会見で文章を一部読み上げさせていただきましたが、あれが残っている記録で私どもが知り得るすべてでございます。それ以上の確認はできませんし、具体的な依頼はなかったと理解しています。

(問)記録として誤解が残りやすいということもあると思いますが、そのあたりはいかがですか。

(答)今後、記録の残し方を考えなければならないと思います。外に向かって何かを隠すことはあってはいけません。私たちは大臣に就任したときに「政・官の在り方」の冊子を頂戴していますが、役所に対して、政治家から何か圧力や理不尽な依頼があった場合には、職員は大臣に報告しなければならず、大臣が責任を持って、相手に対して拒絶する旨を言わなければならないという趣旨が書かれてありました。私も就任の夜に読んでおり、今回のことは私に報告が上がるような、例えば役所にとって何か行政の方向性をねじ曲げるようなものではなかったし、圧力もなかったし、実際に当該法人は不認証になっております。内閣府として審査をし、不認証にしたということで、行政上何の問題もなかったと思っております。松岡大臣の事務所の秘書とおっしゃる方からの問い合わせも、審査日程の見通しだけであり、何も問題はなかったと理解しています。ただし、「よろしく」と書くのであれば依頼事項を書けばいいわけで、今回の件は日程の問い合わせです。審査日程の問い合わせは、別に法的に問題のあることではなく、民間からたくさんあります。役所に申請書類を出したがなしのつぶてで、どうなっているかという事実関係の問い合わせはあります。それだけ書いておけばいい話で、「よろしく」という言葉を先方が使っていないのであれば、書く必要はない話です。具体的な依頼がなく慣例的にその様に書いていたというのは少しけしからんのではないかという話であり、今後は具体的に正確に書くよう指示します。理不尽な要求が政治家からありましたら、私が責任を持って跳ね返させていただきます。
 なお、本日の閣議については、一般案件が1件、政令が2件あり、私どもからの主請議はございませんでした。


(以上)

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