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  3. 内閣府特命担当大臣記者会見 平成18年9月~平成19年8月
  4. 8:47~8:52 於:院内内閣記者会前ぶらさがり

8:47~8:52 於:院内内閣記者会前ぶらさがり

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1.発言要旨

 本日の閣議案件を申し上げる前に、昨日殉職された宮本警部の御冥福をお祈りして、その勇気に心から敬意を表したいと思います。
 本日の閣議案件は、国会提出案件が12件、法律案が15件あり、私どもからの主請議は1件でした。
 次に、内閣府ホームページに寄せられた意見の集計結果を申し上げます。1月は「若者の就労支援について」「結婚・出産について」の2つのテーマで募集を行いました。寄せられた意見の総数は154件です。「若者の就労支援について」の主な意見として、パートタイム労働者と正社員の同一労働・同一処遇の制度化を進めるべきという御意見や学校教育の場で就労の必要性や意義を教えるなど、教育の観点から対処すべきだという御意見、フリーター、ニートから脱却して再チャレンジする人を受け入れる社会の風潮の醸成、意識改革が必要であるという御意見がございました。「結婚・出産について」は、将来の見通しが立たない、経済的な不安があるといった理由から結婚・出産をためらうという御意見、一時保育など、子供がいても働き続けられる環境の整備をしてほしいという御意見、長時間労働の是正、男性の育児参加を可能にする制度を望む御意見、産休・育休後の会社における待遇改善を求める御意見などがありました。これらの御意見は、今度の「重点戦略検討会議」の中で検討されるべきテーマもありますが、関係省、特に厚生労働省と内閣府の間で協議しながら改善方法を見つけていくべき点もあると思います。
 私の方からは以上でございます。


2.質疑応答

(問)安倍内閣の支持率が下げ止まらない状況が続いていると思いますが、特に柳澤厚生労働大臣の発言など国会審議を通じて説明はできているとお考えでしょうか。また、安倍内閣のこの様な状況が底を打つきっかけがあると思われますか。

(答)派手なパフォーマンスをして支持率の回復を狙うよりは、3月末、5月末を目途に結論を出すように安倍総理が各閣僚に指示された件、私の場合はイノベーション25の最終報告をはじめ、3月末のパイオネットの情報活用策、5月末に子どもと家族を応援する日本重点戦略の結論が出て骨太の方針に反映されるなど、それらが来年から前向きに動き出すことが見えることにより、支持率が徐々に回復するのが最も好ましい結果だと思います。特に、政治は結果だと何度も安倍総理が仰っており、政策の結果で支持が回復することを望んでいます。

(問)柳澤大臣の発言は、内閣支持率の低下に影響を与えたとお考えになりますか。

(答)与えたかもしれないです。世論調査の設問等はすべて把握しておりません。しかし、様々な要因があるのではないかと思います。

(以上)

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