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自民党の「選挙公約」と「J-ファイル」の位置付け

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 昨日は、選挙公約実現に向けた作業の一端をご紹介致しましたが、自民党が参院選前に発表した『参議院選挙公約2013』と『J-ファイル2013』の位置付けについてのご質問を頂きましたので、ご説明申し上げます。


 正直なところ、昨年末の衆院選までは、自民党内でも解釈は様々だったように記憶しています。


 当時の私は党の広報本部長であり、自らも候補者でしたが、全国各地の新人候補者から、「あの分厚い『J-ファイル2012』も、『公約』だと考えていいのか?」「マスコミの候補者政策アンケートに対しては、『政権公約2012』と『J-ファイル2012』のどちらの記述を引用すればよいのか?」といったご質問の電話を幾度か受けました。


 「念の為、政調会にお問い合わせ下さいね。私は、アンケートには『政権公約2012』の記述を引用される方がいいと思いますよ。『J-ファイル』は総合政策集で、長期的な政策検討課題も入っていますから」と答えるのが精一杯で、各候補者に寄せられる多様なアンケートに係るアドバイスについては、政策を担当する政調会の職員の方々が対応して下さいました。


 案の定、政権復帰後の今年の通常国会では、野党議員が『J-ファイル2012』に記した政策を取り上げて安倍総理に質疑を行う場面が度々ありました。


 そこで、政調会長として、今夏の参院選に向けては、『選挙公約』と『J—ファイル』の位置付けを明確にし、党内の各種会議や公約発表記者会見の場を通じて徹底することに努めました。


 安倍総理が幾度も行った国会答弁内容を精査した上で、下記の通り整理しました。


 『参議院選挙公約2013』は、「選挙管理委員会に届出をした自民党の正式な選挙公約」です。実現に向けて優先的に取り組む政策をお示しした国民の皆様へのお約束です。


 よって、記載する政策項目は、かなり絞り込みました。
 策定には長い作業期間を設け、政府側の担当府省が実際に対応できる政策かどうか、財源は確保できるかどうかなど様々な検証をし、党内98の政策構築機関の代表者会議でも激しい議論を行い、党内に反対意見が無くなる政策内容・表現ぶりになるまで私自身が幾度も修文作業をした上で、全会一致で党議決定に至ったものです。


 他方、『J—ファイル2013』は、自民党が目指すべき多様な政策が書かれた「総合政策集」です。


 『J—ファイル2013』には、自民党内の多くの政策構築機関が作成した各種提言書の内容も取り込まれており、記載した政策項目は『参議院選挙公約2013』よりも遥かに多種多様です。ただし、実現に向けては長期的な挑戦が必要な政策も含まれています。
 具体化に向けた法的措置や財源確保について時を待たねばならない項目はあるものの、こちらも党内手続きを踏んだ冊子ですので、自民党が目指している各種政策の方向性を示した総合的な資料としてご参照いただければと思います。

 

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