オリンピック選手と関係者の皆様に伝えたい「有難う」
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ロンドン・オリンピックが閉幕しました。
睡眠不足になりながら、毎日のように声援を送り続けた方も多かったと思います。
私自身は、延長国会の最中でもあり、週末には選挙区での行事が多い時期でしたので、早朝にごく一部の競技を観戦し、あとは報道番組のダイジェスト映像を拝見しただけで、申し訳ないことでした。
それでも、何度も感動に目を潤ませ、パワーをいただけた１７日間でした。
オリンピックに出場された選手の皆様、関係者の皆様に、心から「有難う」と申し上げたいです。
先ずは、試合後にインタビューを受けた日本人選手の多くが、自分の努力や活躍よりも、他の選手やサポートスタッフや応援者への細やかな気遣いに満ちたコメントを発しておられたことに感動。
「もっと自慢してもいいのに」と思うような見事な結果を出された場合にも、常に謙虚な日本人の美しさを見せていただきました。
フェアプレーに徹し、苦しい状況にあっても諦めずに全力で戦い続けた選手の姿にも、ただただ感動。
普段の生活ではアッと言う間に過ぎてしまう５秒、１０秒という時間が、競技の場では如何に長いことか…ということにも改めて気付かせていただけました。
それにしても、長年、自らの肉体と精神を鍛え上げ、生活面でも多くの辛抱をし、血の滲むような努力を続けてきた方々の発するオーラには、凄いものがありました。
自分の身ひとつで、自分の力で、日本代表の座を勝ち取り、世界トップレベルの選手が集う場に居られるのですから、出場された全ての選手が「超一流」だと言えましょう。
世の中には、例えば親の地位や財力、組織の力によって個人の力量を超える結果が出る場合があり、その理不尽さに悔しい思いをする方も多いだけに、スポーツが与える感動は益々大きなものになるのでしょう。
政治家としては、スポーツへの支援体制がまだまだ不十分だと痛感しました。
平素のトレーニング環境だけではなく、国際大会に出かける場合の費用の手当など、納税者のご理解を求めながら充実を図っていかなければ、選手やサポートスタッフ個人への負担が大き過ぎますね。
「祭りの後の寂しさ」に少し切なくもなりますが、もうすぐパラリンピックが始まります。また熱く盛り上げてまいりましょう。
