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バラ撒き続行増税内閣」には期待できない

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 昨1月14日に、菅改造内閣が発足しました。
 

 よりによって「歌会始の儀」が行われた日に、天皇陛下に「閣僚認証式」の為に大変なご負担をおかけしてしまうあたりは、相変わらずの極左総理。
 

 民主党政権となってから、天皇陛下の身体的ご負担は大きくなっています。
 自民党政権時代には、朝7時台には総理官邸内で多くの閣僚会議が開催されており、その後、午前9時前後には閣議も終了して、天皇陛下には昼間に閣議決定事項をご高覧いただいておりました。
 政権交代後は、夕方に閣議を開き、天皇陛下のご公務が夜間に及んでも平気…といった状態でしたから、昨日の非礼についても、菅総理は反省などしていないのでしょう。
 

 それにしても、今回の改造内閣が「最強の布陣」だとして菅総理が胸を張っているのですから、民主党の人材不足が露呈した改造でした。
 選挙区で落選し自民党の比例枠で当選した与謝野氏を閣僚に起用したことも、与野党の多くの国会議員が納得できないと感じている点です。
 

 4月の統一地方選挙での票を目当てに「バラ撒き政策」は続行しながら、その財源を消費税増税で賄う為の「バラ撒き続行増税内閣」でありましょう。
 

 また、「理念無きお友達内閣」とも呼べるでしょう。
 

 私が閣僚を務めた安倍内閣も、当時は民主党議員やマスコミから「お友達内閣」と批判されていましたが、安倍内閣では総理と閣僚の政治理念が一致していました。 
 長年に渡って安倍総理と政治行動をともにしてきた閣僚が殆どでしたから、 「国家の主権と名誉を守る」「福祉から就労へ」「教育基本法改正を断行する」など、目的が明確でした。
 

 国家観がバラバラの菅改造内閣の顔ぶれを見る限り、外交、安全保障、通商政策などの不安定性も改善されないものと思えます。

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