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テレビ中継入りの予算委員会は、初体験でした

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 昨日(11月9日)の衆議院予算委員会で、質問時間をいただきました。
 なんと、衆議院議員5期目にして初めて、「テレビ中継入り」の予算委員会での質問機会をいただいたわけです(テレビに映らない予算委員会では、何度か質問していますが)。
 

 私が「若手議員」だった頃は、テレビ中継入りの質問時間は、党の超ベテラン議員にしか許されないものでした。
 大臣を何度も経験された大先輩たちが、質問に立っておられました。
 

 「中堅議員」となってからは、文部科学委員長、通産政務次官、経済産業副大臣(3回)、内閣府特命担当大臣などの仕事をさせていただき、質問者になるよりも、委員会運営や、内閣の側で答弁をする立場で働いた時期が長かったのです。
 

 昨夏の総選挙で自民党が大敗し、野党になってからは、急に党内のルールが変わりました。
 本会議代表質問やテレビ中継が入る日の予算委員会などでは、総裁、幹事長、政調会長クラスの超ベテランと、大臣未経験の若手(部会長)が表に出ることとなり、大臣を1度経験したくらいの中堅議員には、殆ど出番が無くなりました。
 

 そんなわけで、「引退するまでに、1度くらいはチャンスがあるのかなあ」と半ば諦めていたところ、金曜日の夕方、選挙区に向かう電車の中で、質問時間をいただいたことを知りました。
 

 土曜と日曜は選挙区日程がてんこ盛りでしたので、質問原稿の準備をする時間は殆どありませんでしたが、待ちに待った機会、菅内閣に伺ってみたいことは山の様にありました。
 

 半分の時間は「税制・財政問題」、残り半分の時間は「領有権・資源問題」…と、頭の中で質問を組み立てておりました。
 

 ところが、直前になって、私が質問に立つことをキャッチした同僚議員からは「必ずこの問題に触れてくれ」というリクエストが相次ぎました。
 

 15年以上待ちに待った機会、それも僅か45分間の質問時間(内閣側の答弁時間を引くと、実質20分余り)でしたから、随分悩みました。
 しかし、党からいただいた質問時間ですから、急遽、質問内容を大幅に変更しました。
 

 自分自身が最も質問したかった課題には殆ど言及できませんでしたが、質問終了後には、全国各地から驚く程の数の激励電話やメールをいただき(苦情メールも2件ありましたが)、テレビ中継の威力に驚きました。
 

 午前9時台の質問でしたから、お勤めの方は中継をご覧になりにくい時間帯です。

 「議事録を送って下さい」というお問い合わせもいただいていますので、明日以降、主な質問テーマのみになるかと思いますが、このコーナーで概要をご報告します。
 

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