令和6年8月8日 記者会見
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1.発言要旨
宇宙政策担当大臣として、報告を申し上げます。
昨日より、各府省庁におきまして、「こども霞が関見学デー」が開催されております。このイベントは、夏休み期間中に、子供たちに広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めてもらうことなどを目的とした取組ですけれども、2日目となる本日、このイベントの一環として、大臣室に子供たちをお招きして、「宇宙」をテーマに懇談させていただきます。
我が国の宇宙科学・探査の成果や、宇宙飛行士の活躍は、広く国民の皆様、特に子供たちに夢や希望、誇りを与える、そしてまた、イノベーションや新たな成長の礎ともなるものでございます。
この機会に、宇宙開発利用の意義及び成果の価値と重要性について、子供たちの関心をさらに高めていただき、将来の宇宙分野の発展を支えてくださる次世代人材の育成につなげていければと考えております。
2.質疑応答
(問)6日に広島で平和記念式典が開かれ、明日は長崎で式典が開かれます。この機会に改めて、原子力の平和利用について、お考えを教えてください。
(答)過去の戦争では、多くの方がお亡くなりになりました。改めて、哀悼の誠をささげたく存じます。
我が国では、「原子力基本法」におきまして、原子力利用は平和の目的に限るとしております。この基本法に基づきまして、内閣府では、政府としての長期的方向性を示す羅針盤となる「原子力利用に関する基本的考え方」を令和5年2月に改定しました。エネルギー安定供給やカーボンニュートラルに資する原子力の利用、そして、放射線・ラジオアイソトープの利用の展開などの取組を関係省庁とともに進めております。
これからも、原子力の利用に当たりましては、平和利用を担保しながら、安全性確保を大前提に、国民の皆様からの信頼を得ながら進めてまいりたいと考えております。
(問)今年も8月15日の終戦記念日が近づいてきましたが、大臣は、今年も靖国神社に御参拝される予定があるのか、お伺いできればと思います。
(答)恐縮に存じますが、プライベートな日程について、閣僚記者会見の場で申し上げることはございません。