令和6年4月2日 記者会見
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1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
(問)先日、科学技術・学術政策研究所が「地域科学技術指標」を公表しました。研究資金や人材などが大都市圏に集中するという従来からの結果だったのですが、地域の研究開発を活性化するために、どのような取組が必要だと大臣お考えでしょうか。
(答)「地域科学技術指標2021」において、企業や大学などが集積している東京圏をはじめとした三大都市圏に資源が集中、固定している状況であるということでございます。
他方、研究開発費や研究者数といった個別の項目を見ますと、企業については地方の占める比率が特に低くなっておりますけれども、大学につきましては地方の占める比率が比較的高く、大学の科学技術資源及び研究活動が地方圏の科学技術を下支えしていることも明らかになりました。
内閣府としても、特定分野に強い大学や地域の拠点となる大学など、様々な機能を担う大学全てが、我が国の知の基盤として重要だと考えております。
自身の強みを発揮して地域課題を解決する実力と意欲を持つ大学に対する支援策を「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」として取りまとめておりますので、これに基づいて日本全体の研究力の向上を図ってまいりたいと思っております。