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自民党「参議院選挙公約2013」策定までの長い道程

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 一昨日(6月20日)、自民党の「参議院選挙公約2013」及び「J-ファイル2013」の案は、午前の臨時政調審議会と午後の臨時総務会で「全会一致」で了承され、党議決定をすることができました。
 同日の夕刻には、石破幹事長にもご臨席をいただき、記者発表を致しました。

 昨日の午後に最終チェックと写真の調整を終えましたので、今日は冊子の印刷が開始されていることだと思います。

 特に発表直前の3週間は、資料の山の谷間で明け方までパソコンに向かい、平均睡眠時間が2時間程度という有様でした。
 完全徹夜のままで党内の各会議、衆院本会議、地方出張、自治体・各種団体からの要望拝聴などの日程をこなす日も多く、立っていることもつらく、頬がこけて幽霊のような顔色になっていましたが、昨夜は久しぶりに十分な睡眠をとることができました。

 公約とJ-ファイルの策定作業は、今年1月に、全国の自民党都道府県連政調会長に「地域経済活性化策」の提案をお願いするところから始まりました。
 「地方の再生なくして、日本の再生なし」という思いから、地方で雇用を生み出す為に有効な施策の検討から着手しました。
 3月の締切りまでに、全国各地から多くの提言が寄せられ、公約やJ-ファイルに記した政策に反映させていただきました。

 4月には、政調会の13部会を中心に、昨年末の衆院選でお示しした「政権公約2012」や「J-ファイル2012」の精査を開始していただきました。
 既に実現した公約は外し、今後に実現を目指す公約は残しながら、内閣の動きとの整合性を保ちつつ必要な加筆修正をかける作業です。

 更に、「常にチャレンジを続ける与党でありたい」という安倍総裁の強い意思を受けて、新規政策の構築活動を活発化。
 党内の全政策機関、つまり、14の総裁直属本部、13の部会、28の調査会、29の特別委員会、9の特別委員会、5の政調全体PT、合計98機関の代表者に対し、「新規政策案」の提出をお願いしました。

 政調会では、連日、早朝より驚くほど多くの会議が開催され、5月上旬から6月上旬にかけては、各機関から数多くの政策提言集が提出され、党議決定されました。

 5月30日には、「参議院選挙公約検討委員会」(宮沢洋一委員長)で作成していただいた「参院選公約」の構成骨子案と「J-ファイル2013」の原案が提出されました。

 これを受けて、5月31日から、具体的な政策の書き込み作業に着手しました。

 私は、「参議院選挙公約2013」に記す政策文章の作成に没頭。
「J-ファイル2013」の取りまとめは、塩崎政調会長代理に担当していただき、棚橋政調会長代理には、両方の作業を見ながら党内各機関や内閣との調整に奔走していただきました。

 6月5日には、党内98の政策機関の代表者にお集まりいただいて全体会議を開き、「公約案」「J-ファイル案」ともに第1稿をお示しして、活発な議論を展開していただき、6月10日に各機関からの修正案をご提出いただきました。

 6月13日には、再度、党内98の政策機関代表者会議を開催。
 前週の各政策機関からの修正要望を反映させ、更に前日の6月12日に党議決定した「成長戦略」「骨太方針」(閣議決定は6月14日)の内容も溶け込ませた第2稿をお示しし、更にご意見を拝聴。
 この日も、良いアイデアを沢山いただきました上、最終稿の執筆については「政調会長一任」をいただきました。

 この夜は完徹。6月14日の朝までに修正作業を終え、午後から官邸に安倍総裁を訪ねて、第3稿を読んでいただきました。
 ここで、安倍総裁から幾つかの修正指示をいただきましたので、市長選挙対応で関西に出かけた後、6月15日深夜に修正作業。

 6月16日にポーランドと英国に向けて出張される安倍総裁に届くよう、政府専用機に第4稿を積み込んでいただきました。

 時差がある中でも、総裁からは数箇所のご指摘をいただきました。また、与党として実現性に絶対の責任を持つ為に各府省とも調整を続けました。

 6月16日と17日は、兵庫県と愛知県への出張も挟みながら連続の徹夜となりましたが、6月18日の明け方には第5稿が完成。

 そして、6月18日と19日は、塩崎代理、棚橋代理、私の3人で手分けをして、党の役員や総務会メンバーの先生方を訪ね、公約案の説明に廻らせていただきました。
 両日に伺った更なるご指摘を受けて、党内政策機関や政府との調整作業、本文の修正作業を行い、ようやく6月19日の21時に、最終案となった第6稿が出来上がりました。

 翌6月20日の総務会で、全会一致で党議決定となった瞬間は、感無量でした。

 大所帯となり、豊かな専門知識を持つ議員が多い自民党では、1つの政策についても多くのご意見が出ます。
 実際、党議決定前日20時の時点でも、持論を譲られない議員と政調会幹部との調整が続いていました。

 それでも、存分に議論を尽くした後には、知恵を絞って互いが納得できる文章を整え、一致団結して美しい合意の瞬間を作れる自民党は、良い政党だな…と改めて思いました。
 自民党には、「決められる政治」「責任ある政治」を実現する為の体制が整っています。

 今回の公約やJ-ファイルには、6月中旬にかけて党議決定した新政策もギリギリまで盛り込んだものですから、参院選が始まる直前の週末までに全国配送を終える為に、政策の執筆とデザインを同時進行するというハードな工程となりました。

 そんな事情から、特に、党本部政調会や広報本部の職員の皆様、広告代理店の皆様には、休日返上で深夜まで仕事をしていただき、申し訳ないことでした。心から感謝申し上げております。

 そして、高い志を持って真剣に政策構築活動を続けて下さった党内98の政策機関の国会議員の皆様、各都道府県連の政調会長の皆様、大所高所からご教示を賜りました総裁はじめ党役員や政審・総務会の皆様、政策提言のお手紙やメールを賜りました全国の皆様、本当に有難うございました!

 今夜からは、参院選用の政策ビラの案文作成作業に入ります。頑張ります。
 

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